>喫煙、それは、幸せになるひととき(Smoke and be Happy!)よりリンクされている記事です
A: さあさあ、こっちに。
R: はい、ありがとうございます。
A: じゃ、まずここでウェルカムのワインを!
R: えっ、ここで?
A: そうそう、まずここで。
R: はい、わかりました(もう少し広いラウンジを想像していたのですが・・・)
A: なんか浮かない顔してるね?
R: いや、そんなこともないですけれど・・・
A: あ?、ごめんごめん。ここは、ボクの「秘密基地」なんだよ。
まず、ここでもてなしてから奥へ案内するから。
R: あっ、そうなんですか?ウェイティング・ラウンジとかウェイティング・バーってところですね。
A: そうそう、実は、まだ、食事の準備ができていないからここで1本空けてから奥に連れてくるように迎えに行く前に言われたんだよ。
R:このVictrinoxのアーミーナイフ、随分、年期入っていますね?
A: それね?、子供の頃に爺さんに買ってもらった奴だからな。
R: ここ、凹んでますね?
A: そんなの気にしない気にしない、問題は、ツールが使えりゃいいのさ。
R: ごもっともです。
アミーナ・フィガロワ(Amina Figarova)は、
アゼルバイジャン、バクーの出身のジャズピアニスト。
2013年のジャパンツアーのブッキングに日本に寄った際に
アミーナとバートお話しをお聞きしました。
編集部(以下R):お久しぶりですね?
アミーナ&バート(以下A):2010年のニューポート以来ですね。
R:日本は、初めてですよね?いかがですか?
A:そうだね?、今、ニューヨークにロッテルダムから移り住んだからあんまり違和感は、感じないよね。ビルが、高くて交通の便が、いいところなんかは似てるよね。
R:そうですね、ニューヨークの中だけをとったら地下鉄が、網の目のように発達していますから東京と同じように過ごしやすいかもしれませんね。
ところで、今回の来日の目的は?観光ではないですよね?(笑)
A:先にお伝えしたように2013年のワールドツアーの中に日本も組み込もうと思って。
R:では、いよいよ日本での本格的なデビューですね?
A:そうそういくら世界的にデジタル・モードだからって我々音楽家は、演奏しなけりゃ評価も得られないからね。
R:でも、NYに移り住んでからますます忙しくなったのではないのですか?
A:まっ、ボクが、忙しくしているだけなんだけど(笑)
R:アーチストは、向こう1年のスケジュールのブッキングは、当たり前ですからね。
...
レマン湖の湖畔に位置し1967年から毎年7月初旬に行われる世界的なイベントとしても知られるモントルー・ジャズ・フェスティバルで有名なモントルーのバンカーのアランさんのお家を訪ねて普段の過ごし方をお聞きしてみました。
スイスの中でもフランス語圏に位置するモントルーは、スイス・ヴォー州のコミューンとしてフランスの国境からも近い。
この地では、12世紀頃から葡萄の栽培がはじめられワインの産地としても食通の間では、知られている。
オリエント急行が、颯爽と走り、王侯貴族や芸術家達が、集まったベルエポックの古き良き時代を今も残している創業1906年のフェアモント・ル・モントルーパレスのロビーで待ち合わせて自宅を訪ねた。
編集部 (以下R):ところで、アランさん、玄関の脇の壁にぶら下がっている「葉巻掛け」みたいなのは、なんですか?
アラン(以下A):あれは、ボードに記してあるとおり「喫煙すると幸せな1日が、送れますよ」「葉巻は、幸せになれる」「喫煙は、幸せになれる」そんな意味だろう?